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地鎮祭の用語説明
地鎮祭【じちんさい】
‥‥土木・建築などの起工に先だち、その土地の神を祭り、工事の無事を祈る儀式。
別名:とこしずめの祭り。土(つち)祭り。地祭り。地祝い。
初穂料【はつほりょう】
‥‥地鎮祭で神主さんに払う謝礼のこと。
※
正式には「神様にお供え物として渡す」というのが前提です。
神様を呼んで式を行ってくれた神主さんに渡す、ということになっています。
玉串料【たまぐしりょう】
‥‥初穂料の別名です。初穂料と同じと捉えていいです。
神主【かんぬし】
‥‥神社に奉仕して、神事に従うことを業としている人。神官。神職。
※
お寺と神社を勘違いする方がいますが、神主さんは神社にて奉仕する方です。
熨斗袋【のしぶくろ】
‥‥神主さんに初穂料を渡すときに入れる袋です。
祝儀【しゅうぎ】
‥‥『神主さんに渡す初穂料=ご祝儀』
『地鎮祭の費用=ご祝儀』
など、ご祝儀をごちゃ混ぜにしている方がいますが違います。
ご祝儀は、上棟式で工事関係者に渡すものです。
地鎮祭では、ご祝儀を渡す必要はありません。
近所への挨拶に持って行く物
地鎮祭、新築だからと言って
近所への挨拶に特別決まったものがあるわけではありません。
近所への挨拶に持って行く物は、一般的なものでOKです。
工務店の方が
『●●がいいですね』
などと言った場合は、それに合わせていくことをお薦めします。
一般的に、近所の挨拶に持っていく物では
・タオル
・洗剤
・菓子箱
・etc
などなど、1000円~2000円程度の一般的なもので構いません。
予算があまりない場合や、たくさんの家に挨拶に行きたい方などは
500円でも十分です。
ようは、気持ちなのです。
『気持ちの良い挨拶』
を心がけてくださいね。
地鎮祭後の近所への挨拶
地鎮祭で近所に挨拶するタイミング
については、本当に色々なので一概には言えません。
ただ、やはり注意点はいくつかあるので、そのあたりは押さえておきましょう。
まず、
『地鎮祭の後に挨拶に行く』
と思っている方もいるようですが、絶対ではありません。
ただし、工事が始まる前には挨拶に行ったほうが良い。
そのタイミングとして、地鎮祭の後に行くことが多い、ということです。
家を建てる際には、長い期間、近所へ騒音などの迷惑をかけてしまいます。
ですが、これはどの家も同じことなので仕方ありません。
ただ、
『迷惑をかける期間を相手に前もって伝えたかどうか』
これは近所の方にとっては大切です。
まったく印象は変わってくるでしょう。
その敷地に長く住んでいくことを考えれば、非常に重要なことですよね。
●注意点1
『工事が始まる前に、近所へ伝えるのは必須』
ただこの場合は、工事関係者(工務店の方など)が
前もって工事期間などを近所の方へ伝えてくれることが多いです。
それがちょうど『地鎮祭の後』だったりするんですね。
この場合、
『施主の方も一緒に挨拶に行く』
か、もしくは
『日を改めてその週末などに挨拶に行く』
ことが多いです。
近所の方の中には、良い顔をしない方もいる場合があります。
ですので、施主は地鎮祭の後ではなく、
・引っ越す直前
・前もって工事関係者が挨拶に行った週の週末
などがやはり良いでしょうね。
また、近所の方が「必要以上に苦情などを言ってくる」
ということもあります。
そういった時は、工事関係者が始めに挨拶に行くことで、
『施主さんは、工事前の挨拶はやめたほうがいいですね』
という判断をする場合もあります。
このように、実に様々な人がいる世の中です。
これから住む近所との関係もありますので、最新の注意を払っていきましょう。
●注意点2
工事中など騒音がひどい時は、近所の方がどうしても良い気分ではないでしょうから
『工事が始まってからの挨拶は最新の注意が必要』
『なるべくなら工事中は会わないほうが良い』
ということは覚えておいてくださいね。
※
また、どうしても会ってしまった場面では、最低限の挨拶だけにしておきましょう。
『長居は禁物』
ということを覚えておいてください。
一般的に、施主よりも工事関係者が挨拶を丁寧にすることを心がけていると思います。
優良工務店などは、そういった細かいけど大切なポイントを押さえています。
そういった工務店の方が
『今度の週末に行ってくださいね』
などと言った場合は、多少忙しくても それに合わせていくことをお薦めします。
●注意点3
逆に、そういった周囲への気配りができていない工務店だと、注意が必要かもしれません。
●まとめ
地鎮祭後の挨拶のタイミングは
・引っ越す直前
・前もって工事関係者が挨拶に行った週の週末
⇒工務店の判断にあわせることがベスト。
挨拶の注意点は
『工事が始まってからの挨拶は注意が必要』
『長居は禁物』
お供え物を季節別に紹介
地鎮祭のお供え物には、季節によって違いがあります。
というのも、地鎮祭は北海道から沖縄まで日本全国で、季節を問わず一年中行われます。
ですので、時期や地域によって、お供え物には限界があるのはわかりますよね。
これらのことから
『季節の野菜は大根でなくてはならない』
というような決まりはありません。
※
上記をわかってもらった上で、春夏秋冬、季節ごとのお供え物を紹介します。
これでなくてはならない、ということではありません。
参考程度としてください。
●春のお供え物
春の野菜:新玉ねぎ、筍(たけのこ)、春キャベツ、えんどうまめ、そら豆、アスパラガス など
春の果物:イチゴ(苺)、はっさく、キウイフルーツ など
●夏のお供え物
夏の野菜:かぼちゃ、トマト、茄子(ナス)、きゅうり、とうもろこし、ピーマン、 など
夏の果物:さくらんぼ、メロン、すいか、桃 など
●秋のお供え物
秋の野菜:さつまいも、じゃがいも、ごぼう、れんこん、にんじん など
秋の果物:ぶどう、いちじく、りんご
●冬のお供え物
冬の野菜:白菜、ほうれん草、ねぎ、かぶ、大根、にら など
冬の果物:みかん、柿、キウイフルーツ
などです。
※地鎮祭 お供え物での注意点
・魚については季節に関係なく『鯛』が一般的です。
(おめでたい、ありがたい、といった縁起を担いで)
ですが、手に入らない場合・入りにくい場合は、他のお魚でもまったく構いません。
また、時期によっては痛みやすかったりします。
そういった場合は
『スルメ』を代用する場合もありますので、建築業者さんなどに問い合わせてください。
また、夏と言っても
『6月1日は・・・夏?春?』
のように思う方も多いかもしれません。
だからあまり季節を気にせず、
その時に手に入る野菜や果物で構わない、ということです。
●まとめ
・季節の野菜・果物に細かい決まりはない。
・その時、その季節に用意できるもので構わない。
・困ったときは変に悩まずに建築業者さんに問い合わせてみてください。
神主さん Q&A
地鎮祭では、神主さんと連絡を取ったりしなくてはなりません。
ですが、多くの方にとって『神主さん』は身近な存在ではありませんよね?
そこで『地鎮祭の神主さんQ&A』をまとめてみます。
神主さんを知ることで、地鎮祭をスムーズに進めてくださいね!
●神社(神主さん)との事前打ち合わせは誰がする?
実に様々なパターンがあります。
・施主が神社を探し、神主さんに直接連絡するパターン。
・施主が神主さんなどを探すが、細かい打ち合わせなどは
建築業者と神主さんで行うパターン。
・建築業者によっては『お決まりの神主さん』がいて、建築業者にすべて任せるパターン。
・地域によってはその他特別な場合もあるが、本来は
『地元の神社の宮司さんをお願いする』というのが一番良いでしょう。
以上のようになっているので、まずは建築業者さんに予定を尋ねてみるのがいいでしょう。
●神主さんに前もって伝えておく項目とは?
祝詞奏上(神に祈るときに神前で唱える古体の言葉)の関係で、
以下のことを伝えておく必要があります。
・建築現場名
・建主の名前
・工事名
・設計者名
・施工業者名
・(共有名義で建てる場合)共有者の氏名
※伝える際の注意点
必ず文面・書面で(紙に文字として表して)渡すこと。
特に名前などには『ふりがな』をつけておくことを忘れないようにする。
●神主さんのお迎えは?
地鎮祭の日の神主さんのお迎えについても特に決まりはありません。
いくつかのパターンがあります。
・施主が神主さんをお迎えに行くパターン
・建築業者に依頼して迎えにいってもらうパターン
・神主さんが自ら車で来られるパターン
※神主さんのお迎え注意点
神主さんが自ら車で来る場合は、別途『お車料』が必要になる場合が多いようです。
3千円から1万円程度。
また、神主さんが用意する物の運搬についても、建築業者さんに事前に確認しておくことをお勧めします。
●まとめ
(神主さんは地域によっての違い、神社によっての違いがあることを理解した上で)
・地鎮祭の儀式こそ決まりがありますが、地鎮祭当日までの準備には様々なパターンがある。
・これらを理解した上で、早め早めの地鎮祭準備を行うのが最適。
ほとんどの方が、人生一度の地鎮祭です。
素晴らしい地鎮祭、素晴らしい門出の日としてくださいね^^
